photoshopでシームレスのオリジナルパターンの作り方をご紹介します。意外と簡単に作成できるので、覚えておけば何かと役に立つと思います。
How to
- 正方形のファイルを新規作成する
- 真ん中にパターンにしたい要素を配置する
- “フィルタ>その他>スクロール”を選択。数値をファイルの半分の値に設定する
- 空いた空間に要素を配置する
- ”編集>パターンを定義”からパターンに登録する
新規ファイルを作成
新規ファイルを作成します。今回は300px × 300pxのサイズで作成します。
![300px × 300pxの新規ファイルを作成](https://shelfull.com/wp-content/uploads/2019/12/016pattan001.jpg)
要素を配置する
カスタムシェイプツールの中から今回はこのシェイプを使います。
まず真ん中に配置します。
配置する前にガイドを引いておくと作業しやすいです。シェイプを作成するとき、altキーを押しながらドラッグすると、最初の位置を中心にしてシェイプを作成できます。
![ファイルの中心にシェイプを作成する](https://shelfull.com/wp-content/uploads/2019/12/016pattan002-1024x665.jpg)
フィルタをかける
フィルタをかける前にレイヤーを複製しておきます。こちらは後で使いますので、ひとまず非表示にします。
![レイヤーを複製し、非表示にする](https://shelfull.com/wp-content/uploads/2019/12/016pattan003.jpg)
“フィルタ>その他>スクロール”でスクロールをかけます。
水平方向、垂直方向ともにファイルの半分の大きさに設定します。
今回は150pxにしてOKを押します。
![フィルター「スクロール」の設定手順](https://shelfull.com/wp-content/uploads/2019/12/016pattan004-1024x665.jpg)
するとシェイプが四隅に配置されます。
![フィルター「スクロール」適用後の状態。シェイプが四隅に配置される。](https://shelfull.com/wp-content/uploads/2019/12/016pattan005-1024x665.jpg)
要素をパスで作成している場合、スクロールを選択すると、ラスタライズをするか、スマートオブジェクトに変換するかを聞いてきます。ケースバイケースで選択すればOKです。
空いた空間に要素を配置
真ん中に空間が空くので、先ほどコピーしておいたレイヤーを表示します。
パターンっぽくなりました。
![複製しておいたレイヤーを表示させる](https://shelfull.com/wp-content/uploads/2019/12/016pattan006-1024x657.jpg)
パターンを登録する
”編集>パターンを定義”からパターンに登録します。
![「編集>パターンを定義」からパターンを登録する](https://shelfull.com/wp-content/uploads/2019/12/016pattan007-1024x665.jpg)
配置してみる
“レイヤー>新規塗りつぶしレイヤー>パターン…”を選択し、先ほど登録したパターンを選択します。
![新規塗りつぶしレイヤーのパターンを選択する](https://shelfull.com/wp-content/uploads/2019/12/016pattan008-1024x665.jpg)
少し大きいので比率を小さくします。
![パターンの比率を調節して、パターンのサイズを変更する](https://shelfull.com/wp-content/uploads/2019/12/016pattan009-1024x665.jpg)
完成です。
![パターンの完成](https://shelfull.com/wp-content/uploads/2019/12/016pattan010-1024x665.jpg)
今回の応用でテキストバージョンを作ってみました。
![テキストバージョンのパターンを作成](https://shelfull.com/wp-content/uploads/2019/12/016pattan012-1024x665.jpg)
スクロールフィルタは1つのレイヤーに対して適用されるので、複数のレイヤー使っている場合は、それぞれのレイヤーに対してフィルタをかけるか、レイヤーを統合してからフィルタをかけます。
ご参考になれば幸いです。